マウターン・アン・デア・ドナウ 住宅地
一等入選 招待設計コンペ 2023年
計画中 2023 – 2028年
ユネスコ世界遺産に登録されているドナウ川沿いのヴァッハウ渓谷に200件の住宅地をつくる計画。敷地は中世の歴史的街並みとその周辺の丘陵地に広がるぶどうの段々畑の自然景観とのちょうど間に位置するため、どちらの景観とも融合する住宅地が求められました。
そこでこの地域特有の建築言語や街並みの作られ方、自然との関係をスタディし、すでにこの地域にある特色に新しい解釈を加え、コンテンポラリーヴァナキュラーな建築を提案しています。
建築デザインエレメントとして切妻の屋根形状とぶどう棚を作るパーゴラを取り入れ、都市計画エレメントとして道沿いに連続するファサード、建物を通り抜ける通路や広場、角地に特有の建築形状などを取り入れて、全体を計画しています。また外壁や屋根などの素材や色なども地域特有の素材の新しい組み合わせを提案しています。
Programme
160 freehold apartments,
40 subsidised apartments with a garage
Floor area
16 000m²
Location
Baumgartner Straße, 3512 Mautern
Client
ARE Austrian Real Estate GmbH
Assignement
Urban planning, Masterplan
Landscape planning
SIMMA ZIMMERMANN LandschaftsarchitektInnen
S.E.A. Team
Caroline Heidlauf, Julian Graf, Theresa Steiner
Photo
Mattweiss